黒プーあるのダイエット日記
やんちゃ息子の黒トイプードル「ある」と、万年ダイエッター☆であるメタボな管理人と、ちょっぴりシャイでゲーマーな相方さんとの、ほのぼの日記です(^^)あるの画像メインの日記やグルメレポ、ヘルシーで美味しいレシピ、趣味の旅行や映画レポをぼちぼち掲載しますので、ゆっくりしていって下さいね(^^) 訪問された際にコメントや足跡を残して下さると嬉しいです♪

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映画「善き人のためのソナタ」を観ました(^^)
今日は口コミでも評価が高かった映画「善き人のためのソナタ」を観ました

images (1)

1989年のベルリンの壁崩壊は、冷戦時代の終焉を告げる出来事として人々の記憶に残っている。

2006年に公開されたドイツ映画『善き人のためのソナタ』は、ベルリンの壁崩壊前の

旧東ドイツでその支配中枢を担っていた秘密組織シュタージの内幕を描いている。

シュタージについては、長い間映画のテーマとして描かれることはタブー視されていた。

そして数十年を経た今、ようやく人々は重い口を開き当時の状況を語り始めた。

本作は弱冠33歳のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクの初監督作ながら

“近年のドイツでもっとも重要な映画”と世界で称賛され、第79回アカデミー賞外国語映画賞を受賞。

目撃者や記録文書などの4年にもなる徹底したリサーチ・取材を行い本作を作り上げた。

出演は、自身もシュタージに監視された過去を持つ東ドイツ出身の名優ウルリッヒ・ミューエ。

変わりゆくヴィースラーの哀しみと歓びを静かに物語る。

映画のタイトルとなっている「善き人のためのソナタ」とは本作に出てくるピアノ楽譜のタイトル。



前書き― シュタージとは

1949年にドイツ民主共和国(東ドイツ)が建国された翌年、国家保安省(シュタージ)が創設。

東ドイツ建国以前から、ソ連占領軍当局によって秘密警察組織が創設されており、

その前身はナチス=ドイツ時代のゲシュタポや親衛隊情報部(SD)にあるといわれている。

第二次世界大戦中の大日本帝国における憲兵や秘密警察のようなもの。

シュタージは国内の反体制派の人々の弾圧・監視をする秘密警察機関であり、

西ドイツ工作を行う対外諜報機関として、1949年から1989年のベルリンの壁崩壊までの約40年間、

絶大な権力をもっていた。一方、海外での諜報活動も積極的に行う国家機関で、

1989年のベルリンの壁崩壊時には9万1千人の職員がいた。

このほかにIM(Inoffizieller Mitarbeiter)と呼ばれる公式協力者・密告者が17万4千人おり、

人口1600万人余りの国に26万4千人ものシュタージ関係者がいたことになる。

1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊し、12月にはシュタージ(国家保安省)は解散された。

1990年に東西ドイツが統一されて以後、91年から一般市民のシュタージ機密文書の閲覧が可能になった。

シュタージ・アーカイブ記念資料館が国家保安省跡地に開設されており本人のみこの閲覧を申請できる。

過去の自分の監視記録を調べることができる半面、親友や家族など信頼していた人が

シュタージの協力者・密告者であることが発覚することが少なくないため、

人間不信や家庭崩壊につながるケースも見られるという。

シュタージのスパイであったことを自ら告白した人は数千人に達している。



あらすじ -ネタバレ大いにありますので、閲覧したくない方は飛ばして下さい

1984年11月、東西対立の続く東ドイツ・ベルリン。

国家は国民の統制と監視のシステムを強化しようとしていた。

国家保安省・通称シュタージと呼ばれる東ドイツ秘密警察の優秀な役人である

ゲルト・ヴィースラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ) は、尋問のプロであるばかりでなく、

新人局員達に大学で尋問の手法を講義する教官でもあった。

images (2)

反体制派の人間を自ら尋問し、情報提供させる様子を新人局員の前で淡々と解説するヴィースラー。

ヴィースラーの目には人間らしい感情などない。彼にあるのは、国家への忠誠心。

冷酷に無表情に、まるで機械のように何の疑問を抱く事もなく生きてきた。

愛する家族や自分自身を守るために非人道的な尋問に屈し、尋問対象者が口を割り友を売ったその瞬間、

教室にいた新人局員から沸き起こる拍手。その行為に心を痛める者はシュタージにはいない。

自由な発想を持つ者や、情報提供しない者は失脚させられ未来を絶たれてしまう。

でも権力に屈し、裏切った者の苦悩、裏切られた者の悲しみは生涯、癒える事はない。


ヴィースラー大尉は至って真面目でストイックで寡黙な人間で、ただひたすら国家に忠誠を誓い、

社会主義を信奉してやまず、今の国家体制に何らの疑問も抱かず黙々と任務を遂行してきた。

局員としては優秀なのだが、社交的な人間ではないし、決して器用なタイプではない。

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ヴィースラーと共に学んだシュタージ文化部部長であるアントン・グルビッツ(ウルリッヒ・トゥクル)は

いまや国家保安省の中佐として、ヴィースラーの上司になっていた。

彼の交友関係は幅広く、シュタージの重鎮ブルーノ・ハムプフ大臣(トーマス・ティーメ)とも関係があり、

ゆくゆくは党の中央委員会に登りつめることも視野に入れていた。

一方ヴィースラーには上層部へ登りつめたいなどの野心はなく、

ただ自分の職務に、そして東ドイツ政府を支える社会主義体制に忠実であることを信条に

シュタージの仕事に彼なりの誇りを持って人生を過ごしてきた。


そんなある日、ヴィースラー大尉は反体制派として当局から監視対象とされている劇作家

ゲオルク・ドライマン(セバスチャン・コッホ)の舞台に潜入する。

上演後のパーティーで、シュタージのハムプフ大臣は、主演女優でドライマンの恋人でもある

魅力的なクリスタ=マリア・ジーラント(マルティナ・ゲデック)に目をつける。

images (11)

ドライマンには友人アルベルト・イェルスカ(フォルクマー・クライネルト)がいた。

イェルスカは優秀な演出家であったが反社会的であるという理由で仕事を回されなくなり失意の中にいた。

ドライマンは大臣にイェルスカの復帰を交渉し、温和な方法で彼の復帰の道を探っていた。

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しかし、ハムプフ大臣は、ドライマンとクリスタの監視および反体制派であることの証拠をつかむよう

グルビッツ文化部部長に“ラズロ作戦”という名の盗聴活動を命じる。

成功すれば昇進の足がかりになると、早速グルビッツは有能なヴィースラーに

反体制の疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視するよう命じる。

ヴィースラーは彼らのアパートに向かい、一昼夜ドライマンを監視し、

ドライマンの留守中に手際良く盗聴器を仕掛け、屋根裏に監視室を作り

部下のライエ軍曹とともに、24時間体制で盗聴器を通した監視を始める。

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真面目なヴィースラーは、四六時中ヘッドホンをはめて、盗聴器から聴こえてくる

彼らの会話や行動を、細かくタイプライターに書きとめた。

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しかし、こんな彼の隙のない仕事ぶりが逆に深刻な問題を引き起こす。

監視対象の恋人、クリスタ・マリア・ジーラントに目をつけていたハムプフ大臣。

女優の仕事を愛している彼女に、舞台に立ち続ける代わりに情報提供者になり性的な関係を結ぶよう要求、

クリスタは大臣と愛人関係になっていた。

クリスタが大臣の車でドライマンの家に帰って来るところを目撃したヴィースラーは

クリスタがドライマンを裏切っていることを知る。

ヴィースラーには家族というつながりはなく、綺麗に整頓された殺風景な生活感のない部屋に

一人で住んでいる。恋人はおろか訪問者もいない。

一方、ドライマンとクリスタが住むアパートの部屋には本やペンが書斎机に雑然と置かれ、

寝室のベッドでは2人の愛があった。ドライマンの誕生日プレゼントには大きな木製のサラダフォークや

次回作を書くためのペン、そして楽譜や本が友人から贈られ、人間の愛に包まれているドライマン。

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ヴィースラーはドライマンに対する嫉妬が芽生える。

そんなとき、再びクリスタが大臣の車でドライマンの家に帰ってくる。

ヴィースラーはドアベルを鳴らし、ドライマンがクリスタと大臣の関係に気が付くように仕向ける。

案の定、ドライマンは黒塗りの高級車で帰宅するクリスタを見てしまう。

しかし、ドライマンはクリスタを責めることも問い詰めることもなく、ただ彼女のそばに寄り添う。

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ヴィースラーはドライマンとクリスタの間にある愛情というものが自分の考えていたものとは

違うことに気が付く。そして今度はドライマンを理解しようとする。

一方、ヴィースラーの監視報告書によって、監視対象であるクリスタと党の要職にある大臣の関係が

明るみに出ることはグルビッツにとっては死活問題だった。

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彼は「クリスタと大臣の情事は我々に有利だ。それとも不利かな ? 」とこの情報の価値を計りかねていた。

この情報を秘密裏に使ってハムプフ大臣の弱みを握り政治的影響力を行使することはできるかもしれないが

クリスタと大臣の関係が公の報告書で暴かれるのは好ましくないと考えたグルビッツは

報告書を握りつぶし、ヴィースラーにも、大臣に関する情報は文書でよこさないように、と念を押し

ヴィースラーに大臣に関する部分の情報を報告書から削除するように要求した。

常に寡黙で必要最小限の言葉しか発せず、ほとんど感情も示さないヴィースラーだが

グルビッツの態度に不信感を抱き、「われらは党の盾と剣」という入党時の誓いを

思い出させようとした。党の要職にある大臣が反体制派の監視対象関係者と関係を持っているという

事実は報告されてしかるべき情報のはず。ヴィースラーはそう考えた。

しかし、「私が党に入ったのは有力者に取り入るためだ。」と答えるグルビッツ。

彼は大臣を告発すれば、自分の出世の途が断たれることを危惧し、ヴィースラーの考えを突っぱねた。

ヴィースラーは党のために働き、社会主義国家のために働く忠義の人だった。

しかし、グルビッツは自分の出世のために働いている。自分の欲望の赴くままに行動する大臣も同様。

結局、党の幹部たちは社会主義国家東ドイツのためではなく、出世や欲望を達成するために働いている。

ヴィースラーは今回の任務を通して、党が民衆のためではなく出世欲や金銭欲によって動いているという

現実を知ってしまい矛盾を感じ始める。

国家のためと思えばこそ、忠実に任務をこなしてきたヴィースラーだが、

グルビッツからは、出世のために任務を曲げることを要求された。

社会主義のためではなく欲望のために民衆を監視し盗聴する。一体、自分は何をしているのか。

彼は迷い始める。監視任務の交代にやってきたライエ軍曹が見たのは、

毎日、3分遅刻だの、4分遅刻だのとライエの勤務態度にうるさい生真面目なヴィースラー大尉ではなく

体をかしがせ、まるで眠っているような体勢で腰かけている一人の男ヴィースラーだった。

その夜、帰宅したヴィースラーはコール・ガールを部屋に呼ぶ。

娼婦にしばしの温もりを求め「もう少しここにいてくれ」と懇願するヴィースラー。

ヴィースラーが味わったのは人恋しさだった。部屋に一人取り残されたヴィースラーは寂しそうだった。

彼は、ドライマンらの暮らしを盗聴する日々を送るうち自分を同化させたのかもしれない。

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自分にはないものを持つドライマンに人間的な魅力を感じるようになっていたヴィースラーは

ドライマンたち芸術家というものが一体どのような考え方、思想を持っているのか知りたかった。

次の監視当番のとき、彼はドライマンの部屋に忍び込むという行為に出る。

ドライマンの書斎に行き、興味深げに雑然とした机の周りを徘徊し、ブレヒトの詩集を一冊持ち帰る。

監視対象者の部屋から物を持ちだすのは。監視対象者が侵入者や監視に気づくかもしれない危険な行為。

映画では紛失に気づいてもあまり問題にならなかったが、ヴィースラーはなぜそんな行為に及んだのか。

ブレヒトの本であれば、読みたければどこからでも入手できたはずだが

彼にとってはドライマンの本でなければならなかったのだろう。

ドライマン宅から引き上げる際にヴィースラーは、ボールを手にした小さな男の子と同乗する。

男の子はヴィースラーに「シュタージの人なの ? 」とたずねる。

シュタージを知っているのかと尋ねるヴィースラーに、

「(シュタージは)刑務所に送る悪い人だよ。パパが皆を捕まえちゃうって言ってた」と答える。

かつてのヴィースラーなら、男の子の父親を「社会主義の敵」として報告してだろう。

しかし、ヴィースラーは親の名前を聞き出そうとしたが、ふと気が変わり

「そのボールの名前は?」と尋ねる。結局、男の子の名前を聞かず、見逃すのだった。


ヴィースラーは持ち帰ったブレヒトの詩集を読みふける。

ドライマンの部屋から詩集を失敬してから間もなく、イェルスカが自殺した。

シュタージによってあらゆる創作活動の権利を剥奪され、無力感にとらわれていた演出家イェルスカ。

生き甲斐である創作活動を奪われた彼は、生ける屍となり、失意の中自ら命を絶つ。

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ドライマンは生前イェルスカがプレゼントしてくれた“善き人のためのソナタ”という曲を弾く。

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「この曲を本気で聴いた者は、悪人にはなれない」という言葉と共に贈られたその楽譜。

盗聴器を通して聴こえてくるソナタと、人間味にあふれた言葉にヴィースラーは衝撃を受け

そこにある愛や自由や芸術に、涙した。

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社会主義の理想を掲げながら、自己利益しか考えないグルビッツら党幹部に比べて、

自分の理念や信念に忠実なドライマンたち芸術家仲間はヴィースラーの目に高潔に映る。

ヴィースラー自身、社会主義国家の理想に忠実に生きてきた人間であるが、

党への揺らぎない信頼は、グルビッツやハムプフ大臣の愚行により崩れ始めていた。


ドライマンは今まで、大臣にイェルスカの復帰を交渉するなど、当局ともうまく折り合いをつけて

温和な方法で彼の復帰の道を探っていた。そんなドライマンの煮え切らない態度に

友人のパウル・ハウザー(ハンス=ウーヴェ・バウアー)は「理想ばかり語り過ぎてお偉方と変わらない」と

批判的だった。そんな控え目で消極的だったドライマンを変えたのは、友人イエルスカの死だった。

ドライマンは今もっとも東ドイツで成功している作家であり、危険な橋を渡らなければ

現在の安定した地位や生活を保つことが出来た。

しかし、彼はイェルスカの自殺をきっかけに行動することの必要性を感じていた。

そして彼は現体制に逆らう意思を明らかにする道を選ぶこととする。

東ドイツでは、厳しい思想統制のために自殺する者が後を絶たなかった。

その高い自殺率から、1967年以降国家は自殺率を公表することをやめ、ひた隠しにしてきた。

ドライマンはこうした東ドイツの自殺者の現状を告発する記事を書き、

西ドイツのメディアシュピーゲル誌に掲載し、報道させようとする。


自分が監視されていないと思っているドライマンは友人パウルを自宅に招き、自らの計画を話す。

記事は匿名での投稿とするがタイプライターで身元が発覚するのを防ぐため

コリプリというコンパクトなタイプライターを手配し、パウルの友人である

シュピーゲル誌の記者ヘッセンシュタインに連絡を取ってもらう。

表向きは建国40周年記念台本ということにしよう。そんな会話を盗聴するヴィースラー。


ヴィースラー大尉も、国家保安省でその道のプロとして評価を得ており、

グルビッツの命令に黙って服従していれば、今と変わらぬ生活をすることも出世することも可能だった。

現在の地位が安定しているという点ではドライマンと同じであったが、ヴィースラーもまた

自ら考え、行動することを選択する。それは、この監視作戦からドライマンを助けるという選択だった。 

それから先、彼は部下のライエ軍曹を監視任務から外し、ラズロ作戦を自分の単独任務とする。

報告書に虚偽の事項を記載して、ドライマンには"反体制的"な特記事項がないと報告。


しかし、ヴィースラーには一つ気がかりなことがあった。

ドライマン、そして自らの身を守るためにハムプフ大臣と今も関係を強要されて

精神的なバランスが保てず違法薬物に手を出し薬物中毒に冒されているクリスタの事だった。

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ドライマンもその事実に気づき、それでもなお彼女を愛していた。

自分の将来を悲観し、何よりドライマンを裏切っているという罪悪感から

ある日、ドライマンからも、そしてホテルで待つ大臣からも逃げ出し、バーで飲酒しているクリスタに

ヴィースラーは近づいた。そして圧力に屈しないよう誇りを失わないように

「今のあなたはあなたじゃない」と必死に伝えて、クリスタに改心させドライマンのもとへ帰らせた。


しかし、クリスタがホテルに来なかったことでハムプフ大臣は激怒する。

更にドライマンが書いた匿名の記事が雑誌に載ると、東ドイツシュタージ本部には緊張が走った。

ドライマンはタイプライターを家の敷居に隠していた。ハムプフ大臣はドライマンに疑いの目を向ける。

自分を裏切ったクリスタを薬物の不正購入を理由に逮捕させ、刑務所へ連行する。

シュタージらはドライマンのアパートを家宅捜査するが、何も見つけることはできなかった。


一方ドライマンの計画を見破れなかった(実際には隠蔽していた)ヴィースラーも非難される。

そしてヴィースラーは担当官としてクリスタの尋問にあたることになった。

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複雑な再会に戸惑いながらも記事はドライマンによるものであると認めなければ

二度と舞台に立つことはできないだろう、と脅す。

その尋問の際、「ファンがいることを忘れるな」「ファンだって(舞台で)待っている」と

2回ファンという言葉を繰り返す。ファンとはかつてバーで、一人のファンとしてクリスタに話しかけた

ヴィースラーのことを差し、クリスタが再度ステージに立てるようにファンの1人であるヴィースラーが

クリスタを助けるという二重の意味が含まれていた。

クリスタは証拠となるタイプライターの隠し場所を教える。

捜査はクリスタが釈放され帰宅した後に行うことを約束し、クリスタは解放される。

ヴィースラーは、先回りしてタイプライターを隠しドライマンを庇おうとする。

ドライマン、そしてクリスタは自宅に戻る。

クリスタは数日帰ってこなかった自分の身を心配するドライマンを避けるようにシャワーを浴びる。

グルビッツら捜査官は確信を持ってドライマンのアパートに踏み込み家宅捜索を行う。

グルビッツがタイプライターの隠し場所に手をかけた時に、

タイプライターの隠し場所をクリスタが自白したことを悟ったドライマンは

信じられないといった哀しそうな表情で、バスロープを着たクリスタを見つめる。

そんなドライマンの目をみて、罪悪感でいたたまれなくなったクリスタは部屋を飛び出し

ドライマンのアパートの外で家宅捜索を見守っていたヴィースラーの目の前で

道路を走っていたトラックの前に急に飛び出して命を絶ってしまう。

これでクリスタを助けられると思っていたヴィースラーにとって、クリスタの自殺は予想外だった。

虫の息のクリスタに慌てて駆け寄るヴィースラー。

「弱い私は償いきれない過ちを犯してしまった」と言って死んでいくクリスタに

「何も償うことなんてなかったのに」とつぶやくヴィースラー。

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ドライマンがクリスタの遺体を抱き締める中、グルビッツらは悪かったなと言い捨て撤収。

グルビッツはヴィースラーの裏切りに気づき、20年間地下室で手紙の開封作業に従事させる罰を与える。


それから4年7ヶ月後、ベルリンの壁が崩壊しドイツは統一されたことをヴィースラーは地下室で知る。


ドイツ統一から2年後、シュタージは解体されドライマンはかつてクリスタが演じていた舞台を見に行く。

クリスタを思い出し、劇場をあとにするドライマンはハムプフ大臣に再会する。

「どうして私は監視されなかったのか」と問うドライマンに、

24時間監視されていたことを話す大臣。ドライマンは「このクズが!」と言い捨てる。

ドライマンは自分の部屋に無数の盗聴器が仕掛けられていることを知り、

シュタージの記念資料館に向かった。そこで何十冊にも及ぶラズロ作戦の資料を目にする。

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自分のプライベートなことが事細かに書かれておる報告書にドライマンは愕然とする。

そして、自分の行動が隠蔽されていることに気がつき、ラズロ作戦の担当者「HGW XX/7」である

ヴィースラーに興味を抱く。

ヴィースラーの所在を探していたドライマンが目にしたのは

かつて大学で教鞭を取っていたころのヴィースラーからは考えられないような姿だった。

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小さなキャリーを引いて落書きだらけのアパートを回りポストにチラシを投函する仕事をするヴィースラー。

ドライマンは車でヴィースラーを追い、車から降りるが、その姿に声をかけるのをためらう。

かつて市民から恐れられたシュタージの幹部であったヴィースラーがチラシ配りをしている。

決して楽ではない現在の暮らしに身を落としていることへの配慮もあったのだろう。

ドライマンは結局声をかけることなく、その場を立ち去ってしまう。


それから2年後、やはりチラシ配りの仕事を続けているヴィースラーは

書店のショーウィンドウに大きく張り出されたドライマンのポスターに目をとめる。

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イェルスカの自殺記事以降、書くことをやめていたドライマンだったが

今回、新刊「善き人のためのソナタ」の発売を記念したポスターであった。

書店に入り、「善き人のためのソナタ」のページをめくるヴィースラー。

そして彼は、"感謝をこめて HGW XX7に捧げる"という短い献辞を目にする。

 
ドライマンは、ヴィースラーに感謝の気持ちを伝えるために

ドライマン自身の手で、本にヴィースラーという「善き人」の話を綴ることにしたのだった。


ドライマン事件の後、ヴィースラーの人生は苦難の連続だった。

今までの信頼も仕事も地位も金も全て失ってしまった。

しかし多くの犠牲を払うとしても、良心に従い、行動したときにこそ人の真価は決まるのだ。

美しい人生を生きることを自分で選択したヴィースラーは「善き人」だった。

「HGW XX/7」であるにヴィースラーに贈られた「善き人のためのソナタ」は尊厳の証であった。


本を買い求めるヴィースラーに、「包装しますか」と声をかける若い店員。


「いや、私のための本だから」とちょっと誇らしげに言ったときのヴィースラーの表情は

全てを物語っていた。

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彼は“善き人のためのソナタ”を初めて聴いた時以上に、彼の人生の中で一番幸せな時を感じていただろう。





以上完全なネタバレでした。


素晴らしい作品だと思います。特にヴィースラーを演じたウルリッヒ・ミューエ。

彼の言葉だけではない演技は鬼気迫るものがあり、感情移入してしまいます。

シュタージという組織が暗躍する時代、きっと実際にはもっとひどいことが行われていたのでしょう。

他人を信頼できない時代の中で、ドライマンはクリスタを全力で愛し続けようとする姿に

感動を覚えましたし、非人道的なシュタージに憤りも覚えました。

かなり完成度の高い作品。おすすめします!!







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